PNG画像のおはなし
通常写真はjpgという保存形式ですが、中にはpngという形式の画像があり背景が透過された画像があります。にゃんこの制作に使用するには少し注意点があるのです。
大きく分けて2種類
プリントするアイテムが透明なものと、そうでないものでプリントの見え方が変わってきます。
下図のように商品が透明でないものはホワイトは印刷されません。フレームの中にホワイトを使っている場合もアイテムその物の色がでます。
アイテムが透明なもの(アクリル商品、スマホケースなど)はカラーのインクだけでは透けてしまうので、カラーインクの後ろにホワイトを重ねます。

png画像を素材で使うと
そこで、実際にpng画像を使って商品を制作した場合どうなるのでしょうか?
猫の体の輪郭にそって切り取られているpng画像を使用し、正方形のシンプルフレームを選んでトートバッグ、スマホケースを作成してみます。
サイトのプレビューで見たときはこんな感じ。グレーのラインは実際には印刷されません。
商品にプリントしてみるとこんな感じになります。(画像はイメージです)

トートバッグのほうは猫の画像部分だけ印刷されます。
スマホケースのほうはフレームの形にホワイトを重ねてプリントするので白い背景が付きます。
アイテムが透明なものと、そうでないものとの違いおわかりいただけましたでしょうか?
皆さんの周りにある印刷物も白が引いてあったりなかったり、観察してみると面白いかもしれません!